メガネの種類を知ろう(フレーム・素材・レンズの色)
知っているようで知らないメガネ。その種類は形と素材で分けられます。みなさんはどこまで考えて選んでいますかね?
私はひたすら量を試着する派ですが、今回は改めて整理したいなと思います。
最近は数が増えすぎていますが、スニーカー同様、いくつあっても良いのがメガネです(個人の見解)。
フレームの形状
ウェリントン型
ウェリントン型は、丸みを帯びた形状のフレームで、顔の形になじみやすく、幅広い顔型に適しています。
ボストン型
ボストン型はウェリントン型に似ているものの、フレームの上部がやや平らで、レトロな雰囲気が特徴です。
ウェイファーラー型
ウェイファーラー型は、斜めに広がったトラペゾイド形状のフレームで、クラシックで個性的なデザインが特徴です。
アビエーター型
アビエーター型は、大きめのティアドロップ形状のフレームで、元々はパイロット向けのサングラスとして開発されましたが、現在はメガネフレームとしても人気があります。
キャットアイ型
キャットアイ型は、フレームの上部が外側に向かって尖った形状で、レトロで女性らしいデザインが特徴です。
ラウンド型
ラウンド型は、円形のフレームで、知的で個性的な印象を与えます。顔が丸い方にはあまりおすすめされません。
スクエア型
スクエア型は、四角形のフレームで、力強い印象を与えます。特に、顔が細長い方に似合うことが多いです。
レクタングル型
レクタングル型は、縦長の四角形のフレームで、スクエア型よりも控えめな印象を与えます。幅広い顔型に適しています。
多角形型(オクタゴンやヘキサゴンなど)
独特の形状によって個性的なスタイルを演出できます。
オクタゴン(八角形)にもなると、意外と普通に日常使いできます(写真参照)。
素材
個人的に外ではアセテート、ちょっと良いやつだとセルロイドなどのプラスチック、家ではチタン派です。
プラスチック
プラスチック製のフレームは軽量で、カラーバリエーションも豊富です。アセテート、セルロイド、ナイロンなどの樹脂素材が一般的です。
セルロイドのメガネは扱いが難しく、職人技が必要なのでメガネになると価格も高いものが多いですが、分類的にはプラスチックの一種です(世界初の人工プラスチック)。アセテートのほうが安価ですね。
メタル
メタル製のフレームは耐久性に優れ、しなやかで弾力性があります。チタン、ステンレススチール、アルミニウムなどがよく使用されます。
チタン
チタン製のフレームは軽量で強度が高く、さびにくいため、耐久性があります。また、アレルギーを引き起こしにくい素材でもあります。
カーボンファイバー
カーボンファイバー製のフレームは、軽量で非常に強度が高いです。スポーツメガネなどでよく使われます。
ウッド
木製のフレームは独特の質感と温もりがあり、エコフレンドリーな素材です。ただし、耐久性やメンテナンスに注意が必要です。
バッファローホーン
水牛の角のことです。バッファローホーン製のフレームは、天然素材で高級感があり、軽量で肌にやさしいです。個体差があるため、一点ものとして人気があります。まあほとんどお目にはかからないですね。
アルミニウム
アルミニウム製のフレームは軽量で、錆びにくく、デザイン性が高いです。ただし、弾力性に欠けることがあります。
レンズの色
レンズの色はファッションに大切なのと同時に、生活の質にも関係してくれるので慎重に選択しましょう。
グレー・黒系
グレーレンズは、全ての色を一様に暗くするので、色の歪みが最も少なく、自然な視界を提供します。
グレーレンズは、特に明るい日差しの下での使用に適しています。
ブラウン/アンバー/コッパー系
これらの色のレンズは、青や緑の光を特にブロックし、コントラストを強調します。なので、特に曇りの日や低光線条件下での視界を改善します。
日常使いもしやすい色ですが、ゴルフや釣り、ドライブ、ウォータースポーツなどにも適しています。
イエロー/ゴールド系
これらの色のレンズもコントラストを強調しますが、青い光を特にブロックするため、雪や霧などの低視界条件下で視界を改善します。
ファッションとして使いこなせたらかっこいいでしょうがあまり見かけませんね・・・。金髪の人とかならかけていたらカッコよさそうですが。
パイロットは、これらのレンズを好むことがあるようです。
グリーン系
グリーンレンズは、色の歪みを最小限に抑えつつ、視覚的な鮮明さを高めます。
こちらもファッション的には難しいですかねー・・・。
アウトドアアクティビティに適しているので、特にゴルフや釣りにおいて有用です。スポーツやっている方がたまにかけているのは見かけます。
ブルー/パープル系
これらの色のレンズは、特に黄色の光をブロックします。これにより、眩しさを和らげ、青天下での視界を改善します。
ファッション的にも比較的見かけますし、かけこなせたらかっこいいやつです。
実用性としては水辺や雪山でのアクティビティに適しています。
調光(光に応じて色が変化する)レンズ
色ではないのですが、紫外線に反応して色が変わるレンズです。室内ではクリアになり、外では暗くなります。
ファッション的にも良いかなと。サングラスに抵抗がある方でもかけやすいと思います。
ただ、注意点として、車のガラスは紫外線をカットするので、調光レンズは車の運転をしているときには反応してくれません。
筆者はこのことを知らなかったので、真夏日の運転でひどい目にあいました・・・。